アンタレス:見つけかたと見える時期

アンタレスは、私たちの一覧にある明るい星74個のなかで16位の星で、1.06等、さそり座にあります。

北緯64°より南のどこからでも見ることができ、夕方の空で最も高くなるのは7月です。

アンタレスの概要

等級
1.06
一覧での順位
74個中16位
天の半球
南天
赤経
16時29分
赤緯
南へ26.4°
見える地域
北緯64°より南
沈まない地域
南緯64°より南
夕方の見ごろ
7月14日
名前の由来
ギリシャ語

アンタレスの空での位置

アンタレスは、地球の赤道の真上にあたる空の線、天の赤道から南へ26.4°の位置にあるため、空の南半分にあります。赤経は16時29分です。

赤経は、空の経度のようなものです。時間の単位で数え、夜の1時間ごとに、赤経の約1時間分が頭上を通り過ぎていきます。

アンタレスが見える時期と方角

北半球から

ニューヨーク、マドリード、北京と同じ緯度の北緯40°では、アンタレスは南東から昇り、南の空で地平線から24°の高さまで上がって、南西に沈みます。

夕方の空に見えるのは6月〜8月で、夕方に最も高くなるのは夏の7月14日ごろです。

南半球から

シドニー、ケープタウン、ブエノスアイレスと同じ緯度の南緯34°では、アンタレスは南東から昇り、北の空で地平線から82°の高さまで上がって、南西に沈みます。

夕方の空に見えるのは4月〜10月で、夕方に最も高くなるのは冬の7月14日ごろです。

緯度ごとのアンタレスの高さ

夕方とは、現地時刻の午後9時ごろ(夏時間なら午後10時ごろ)を指し、空がまだ明るい場合はもっと遅い時刻になります。地平線から10°以上の高さにあるとき、夕方の空に見えるとしています。

緯度ごとのアンタレスの高さ
緯度見え方最も高い位置夕方の空に見える時期
北緯60°昇って沈む南の空、高度4°なし
北緯50°昇って沈む南の空、高度14°7月
北緯40°昇って沈む南の空、高度24°6月〜8月
北緯30°昇って沈む南の空、高度34°5月〜8月
北緯20°昇って沈む南の空、高度44°5月〜9月
赤道昇って沈む南の空、高度64°5月〜9月
南緯20°昇って沈む南の空、高度84°5月〜9月
南緯34°昇って沈む北の空、高度82°4月〜10月
南緯45°昇って沈む北の空、高度71°4月〜10月

アンタレスという名前の意味

アンタレスは、「アレスに対抗するもの」という意味のギリシャ語アンタレース(antarēs)に由来します。アレスは火星のギリシャ名で、この星の赤い色が火星に似ていることから名づけられました。

大切な夜の星空を残しませんか

私たちのスターマップは、どの場所の星空でも、お選びいただいた分単位の時刻で、星座線とともに描きます。その夜にアンタレスが地平線の上にあれば、あなたのマップにも描かれ、美術館品質の用紙にプリントしてお届けします。

スターマップのエディターを開く

アンタレスについてのよくあるご質問

夜空をもっと知る