北極星の見つけかた

北極星が北の目印になるのは、天の北極からわずか0.6°しか離れていないためです。ほかの星がそのまわりを回るあいだも、一晩中ほとんど同じ場所にとどまっています。いちばん明るい星ではなく、1.97等で、私たちの一覧にある明るい星74個のなかで45位です。

北極星の概要

等級
1.97
一覧での順位
74個中45位
天の半球
北天
赤経
2時32分
赤緯
北へ89.3°
見える地域
南緯0.6°より北
沈まない地域
北緯0.6°より北
名前の由来
ラテン語
同じ星座の星
コカブ

北極星の空での位置

北極星は、地球の赤道の真上にあたる空の線、天の赤道から北へ89.3°の位置にあるため、空の北半分にあります。赤経は2時32分です。

赤経は、空の経度のようなものです。時間の単位で数え、夜の1時間ごとに、赤経の約1時間分が頭上を通り過ぎていきます。

北極星が動かない理由

地球は、天の北極を指す軸のまわりを回っています。地球の自転につれて、どの星も1日に1回、天の北極のまわりを回るように見えます。北極星は天の北極から0.6°しか離れていないので、その円は小さすぎて気づかないほどです。

北極星の地平線からの高さは、その土地の緯度とほぼ同じで、いつも真北にあります。北緯40°では40°、北緯60°では60°の高さに見えます。

北極星の見つけかた

まず、おおぐま座の7つの明るい星、北斗七星を探しましょう。ひしゃくの先端にある2つの星、メラクとドゥーベは、指極星と呼ばれます。

メラクからドゥーベへの線を、2つの星の間隔の約5倍伸ばしてみましょう。ドゥーベから29°のところ、小北斗七星の柄の先に、北極星があります。

南の空には明るい極星がありません

天の南極の近くには、明るい星がありません。私たちの一覧でいちばん近いのはミアプラキドゥスで、天の南極から20°離れています。肉眼で見えるいちばん近い星は暗いはちぶんぎ座σ星(シグマ・オクタンティス)で、見るには暗い空が必要です。

天の南極を探すには、みなみじゅうじを使います。十字の長い棒をガクルックスからアクルックスの方向へたどり、その長さの約4.4倍伸ばしてみましょう。

北極星が見える時期と方角

緯度ごとの北極星の高さ

夕方とは、現地時刻の午後9時ごろ(夏時間なら午後10時ごろ)を指し、空がまだ明るい場合はもっと遅い時刻になります。地平線から10°以上の高さにあるとき、夕方の空に見えるとしています。

緯度ごとの北極星の高さ
緯度見え方最も高い位置夕方の空に見える時期
北緯60°沈まない北の空、高度61°1年中
北緯50°沈まない北の空、高度51°1年中
北緯40°沈まない北の空、高度41°1年中
北緯30°沈まない北の空、高度31°1年中
北緯20°沈まない北の空、高度21°1年中
赤道昇って沈む北の空、高度1°なし
南緯20°昇らない地平線の下なし
南緯34°昇らない地平線の下なし
南緯45°昇らない地平線の下なし

北極星という名前の意味

ポラリス(北極星)は、「極の星」という意味のラテン語ステラ・ポラリス(stella polaris)に由来します。

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北極星についてのよくあるご質問

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