こぐま座、小北斗七星、北極星
こぐま座は88星座のひとつで、小さな熊を表しています。5月18日ごろの真夜中に空で最も高くなり、北緯90°から南緯1°までの緯度で全体が地平線の上に昇ります。
こぐま座の概要
- モチーフ
- 小さな熊
- 真夜中に最も高くなる時期
- 5月18日
- 午後9時に最も高くなる時期
- 7月2日
- 全体が見える緯度
- 北緯90°から南緯1°まで
- いちばん明るい星
- 北極星
- 星座線の星の数
- 7個
- 由来
- プトレマイオスの星座表(2世紀)
小北斗七星
こぐま座の星座線は小北斗七星です。7つの星が小さなひしゃくの形をつくり、柄の先に北極星があります。ひしゃくの先にある2つの明るい星、コカブとフェルカドは「極の番人」と呼ばれています。
北緯18°より北では小北斗七星全体が沈むことがないため、ヨーロッパと北米のほとんどの地域では、1年中どの晴れた夜にも見られます。
北極星
北極星は、空が回転する中心である天の北極から0.63°しか離れていないため、ほかの星がそのまわりを回るあいだも、ほとんど動きません。地平線からの高さはその土地の緯度とほぼ同じで、南緯0.6°より南では見えません。
地球の自転軸がゆっくりと首振り運動をしているため、天の北極は少しずつ動いています。北極星が天の北極に最も近づくのは2100年ごろで、その差は0.46°になり、その後はゆっくりと離れていきます。
こぐま座が見える時期
こぐま座は5月18日ごろの真夜中、7月2日ごろの午後9時に、空で最も高くなります。最も高くなる時刻は、ひと月ごとに約2時間ずつ早くなります。
時刻は地方太陽時です。夏時間の時計では、約1時間遅い時刻になります。
| 日付 | 最も高くなる時刻 |
|---|---|
| 1月15日 | 8:10 |
| 2月15日 | 6:00 |
| 3月15日 | 4:10 |
| 4月15日 | 2:10 |
| 5月15日 | 0:10 |
| 6月15日 | 22:10 |
| 7月15日 | 20:10 |
| 8月15日 | 18:10 |
| 9月15日 | 16:10 |
| 10月15日 | 14:10 |
| 11月15日 | 12:10 |
| 12月15日 | 10:10 |
こぐま座の探しかた
北半球から
北緯40°では、こぐま座は沈むことがありません。極のまわりを回り、5月18日ごろの真夜中に北の地平線から50°の高さで最も高くなります。
南半球から
南緯35°では、こぐま座は昇りません。一部でも見るには、南緯18°より北にいる必要があります。
こぐま座の明るい星
こぐま座の流星群
これらの流星群の流星は、こぐま座にある放射点と呼ばれる一点から飛んでくるように見えます。
| 流星群 | 極大 | ZHR(1時間あたりの天頂出現数) |
|---|---|---|
| こぐま座流星群 | 12月23日ごろ | 10 |
こぐま座の神話と歴史
こぐま座は、2世紀に天文学者プトレマイオスがまとめた48星座のひとつです。
こぐま座の隣の星座
あなたの空でこぐま座を探しましょう
こぐま座についてのよくあるご質問
こぐま座は5月18日ごろの真夜中、7月2日ごろの午後9時に、空で最も高くなります。その前後の数週間が、探すのにいちばんよい時期です。
こぐま座は北緯90°から南緯1°までの緯度で全体が地平線の上に昇り、北緯90°から南緯18°までの緯度で少なくとも一部が昇ります。
こぐま座でいちばん明るい星は北極星で、1.97等です。
こぐま座は小さな熊を表しています。こぐま座は、2世紀に天文学者プトレマイオスがまとめた48星座のひとつです。
いいえ。北極星は1.97等で、これより明るい星が少なくとも44個あります。いちばん明るいのはシリウスで、-1.44等です。