おおぐま座と北斗七星
おおぐま座は88星座のひとつで、大きな熊を表しています。3月5日ごろの真夜中に空で最も高くなり、北緯90°から南緯27°までの緯度で全体が地平線の上に昇ります。
おおぐま座の概要
- モチーフ
- 大きな熊
- 真夜中に最も高くなる時期
- 3月5日
- 午後9時に最も高くなる時期
- 4月19日
- 全体が見える緯度
- 北緯90°から南緯27°まで
- いちばん明るい星
- アリオト
- 星座線の星の数
- 18個
- 由来
- プトレマイオスの星座表(2世紀)
北斗七星
北斗七星は、それだけで独立した星座ではありません。おおぐま座の7つの明るい星、ドゥーベ、メラク、フェクダ、メグレズ、アリオト、ミザール、アルカイドがひしゃくの形をつくるアステリズムです。イギリスとアイルランドでは「プラウ(すき)」と呼ばれています。
ひしゃくの先にあるメラクとドゥーベの2つの星は、指極星と呼ばれます。2つの星の間隔は5.4°です。メラクからドゥーベへの線を、その間隔の約5倍、つまり29°ほど伸ばすと、北極星にたどり着きます。
北緯41°より北では北斗七星全体が沈むことはなく、南緯28°より北ならどこでも地平線の上に昇ります。
おおぐま座が見える時期
おおぐま座は3月5日ごろの真夜中、4月19日ごろの午後9時に、空で最も高くなります。最も高くなる時刻は、ひと月ごとに約2時間ずつ早くなります。
時刻は地方太陽時です。夏時間の時計では、約1時間遅い時刻になります。
| 日付 | 最も高くなる時刻 |
|---|---|
| 1月15日 | 3:10 |
| 2月15日 | 1:10 |
| 3月15日 | 23:20 |
| 4月15日 | 21:20 |
| 5月15日 | 19:20 |
| 6月15日 | 17:20 |
| 7月15日 | 15:20 |
| 8月15日 | 13:20 |
| 9月15日 | 11:10 |
| 10月15日 | 9:20 |
| 11月15日 | 7:10 |
| 12月15日 | 5:20 |
おおぐま座の探しかた
北半球から
北緯40°では、おおぐま座は東から昇り、西へ沈みます。3月5日ごろの真夜中に北の地平線から75°の高さで最も高くなります。
南半球から
南緯35°では、おおぐま座の一部だけが昇ります。星座の中心は3月5日ごろの真夜中に北の地平線から0°の高さで最も高くなります。
おおぐま座の明るい星
おおぐま座の神話と歴史
ギリシャ神話で、この大きな熊は、ゼウスに愛されたニンフのカリストです。カリストは熊に姿を変えられ、のちにゼウスによって星々のあいだに置かれました。
おおぐま座は、2世紀に天文学者プトレマイオスがまとめた48星座のひとつです。
おおぐま座の隣の星座
あなたの空でおおぐま座を探しましょう
おおぐま座についてのよくあるご質問
おおぐま座は3月5日ごろの真夜中、4月19日ごろの午後9時に、空で最も高くなります。その前後の数週間が、探すのにいちばんよい時期です。
おおぐま座は北緯90°から南緯27°までの緯度で全体が地平線の上に昇り、北緯90°から南緯49°までの緯度で少なくとも一部が昇ります。
おおぐま座でいちばん明るい星はアリオトで、1.76等です。
おおぐま座は大きな熊を表しています。おおぐま座は、2世紀に天文学者プトレマイオスがまとめた48星座のひとつです。
いいえ。北斗七星は、おおぐま座のなかにある7つの明るい星の並び、アステリズムです。